第十三回 二期会日本歌曲研究会演奏会。
コンサート情報です。 第十三回 二期会日本歌曲研究会演奏会日 時 : 2015年6月19日(金) 18:30開演(18:00開場) 会 場 : 渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール 主 催 : 二期会日本歌曲研究会 後 援 : 公益財団法人東京二期会 料 金 : 全席自由 ¥3,500 構成・制作:宮本哲朗 制作補佐:山本富美 出演: (ソプラノ)...
View Article吉川久子フルートコンサート「心に残る美しい日本のうた 東北、その豊穣の大地に遊ぶ」。
昨年の第58回連翹忌で演奏をしていただき、会に花を添えて下さったフルート奏者の吉川久子さん。連翹忌で演奏をお願いしたのは、一昨年、「心に残る美しい日本のうた 智恵子抄の世界に遊ぶ」というコンサートをなさったのがご縁でした。さて、直接、光太郎智恵子にからむわけではないようですが、近々、吉川さんが下記のコンサートをなさいます。 心に残る美しい日本のうた 東北、その豊穣の大地に遊ぶ開 催 日 :...
View Article光太郎終焉の地、中野アトリエ。
先月30日、東京は中野区にある、中西利一郎氏のお宅にお邪魔して参りました。氏のお父様は、水彩画家の故・中西利雄氏。小磯良平、猪熊弦一郎らと新制作協会を結成しました。同会は昭和11年(1936)、文部省による美術団体統合に異を唱える若き画家達によって結成された団体。後に佐藤忠良、舟越保武らの彫刻家も同人として加わりました。光太郎自身は加わりませんでしたが、近い位置にいた美術家の団体といえます。右は2年...
View Article武蔵野美術大学美術館「近代日本彫刻展」図録。
現在、武蔵野美術大学美術館さんで開催中の「近代日本彫刻展」の図録が届きました。先月末、観に行ってきたのですが、その際は図録がまだできていないということで、郵送していただくよう手続きをしておいたものです。表紙は光太郎の木彫「白文鳥」。英国のヘンリー・ムーア・インスティテュートとの共同開催で、今年1月から4月までは英国リーズでの開催でした。そこで、半分は英文です。しかし、邦訳も付いているので助かりました...
View Article『大正文士のサロンを作った男 奥田駒蔵とメイゾン鴻乃巣』。
新刊です。 大正文士のサロンを作った男 奥田駒蔵とメイゾン鴻乃巣2015/5/25 奥田万里著 幻戯書房 定価2,000円+税帯文から荷風『断腸亭日乗』に記され、杢太郎の詩に詠まれ、晶子がその死を悼んだ男とは?志賀直哉 吉井勇 北原白秋 小山内薫 高村光太郎 尾竹紅吉 平塚雷鳥 大杉栄 堺利彦 長谷川潔 関根正二 太田黒元雄...
View Article入梅。
当方の住む関東地方も、今週初めに梅雨入りいたしました。当方自宅兼事務所の紫陽花です。もともと梅の実が熟する頃、というわけで「梅雨」の時が当てられたものです。「梅」といえば「智恵子抄」に収められた「梅酒」。「智恵子抄」の中で、この詩が一番好き、という方も多いようです。 梅酒 死んだ智恵子が造つておいた瓶の梅酒は 十年の重みにどんより澱んで光を葆み、 いま琥珀の杯に凝つて玉のやうだ。...
View Article竹喬美術館平成27年度展覧会「画学生 小野春男と父 竹喬」。
昨日のこのブログで、岡山の地方紙『山陽新聞』さんの一面コラムをご紹介しましたが、同じ『山陽新聞』さんの一昨日の紙面には、こんな記事が載りました。岡山出身の日本画家・小野竹喬(ちっきょう)の子息に関してです。 小野竹喬長男の戦時中日記を発見...
View Article漱石と守衛 熊本と長野のつながり。
今月7日の『毎日新聞』さんに、光太郎の名が。光太郎がメインではなく、親友の荻原守衛に関する内容で、東京大学名誉教授、姜尚中氏のコラムです。...
View Article日蓮像の完成を祈願し鋳造火入れ式。
昨日に続き、光雲ネタで。一昨日、富山の地方紙『北日本新聞』さんに載った記事です。 日蓮像の完成を祈願し鋳造火入れ式 高岡・古城製作所が受注...
View Article富山県水墨美術館「超絶技巧! 明治工芸の粋」。
一昨日からの流れがありますので、光雲ネタをもう一日続けます。富山からの企画展情報です。 チューリップテレビ開局25周年記念 超絶技巧! 明治工芸の粋会 期 : 2015年6月26日(金曜)~8月16日(日曜)会 場 : 富山県水墨美術館 富山市五福777番地主 催 : 明治工芸の粋実行委員会(富山県水墨美術館・チューリップテレビ)休 館 日 :...
View Articleわたなべじゅんこ『歩けば俳人』。
新刊です。 歩けば俳人2015/4/30 邑書林発行 定価2,000円+税わたなべじゅんこ著版元サイトより 「出会うために歩くのか 歩くから出会うのか」 竹久夢二から寺山修司まで、みんなみんな俳人だった! 主に、俳句以外で名を成した方々の俳人としての姿を追いかける事で、 俳句って何なんだろう? という根本の問に迫ります。 登場の人々は 竹久夢二 中村吉右衛門 永田青嵐 富田木歩 寺田寅彦...
View Article「豚の頭を食う会」。
先月、花巻高村祭の後で現地調査に訪れた奥州市の人首文庫さんから、お願いしていた数々の資料コピーが届きました。ありがたや。その中に、光太郎が写っている写真があったということで、こちらのコピーも含まれていました。クリックで拡大します。光太郎は中央やや右の方にいます。これがいつどこで撮られたものかというと、昭和25年(1950)1月18日、盛岡にあった菊屋旅館です。では、何の集まりかというと、その名も「豚...
View Article山形大学特別プロジェクト 「いま、言葉を東北の灯(ともしび)に」 第8回山形大学高校生朗読コンクール 出場者募集。
山形からの情報です。 山形大学特別プロジェクト 「いま、言葉を東北の灯(ともしび)に」 第8回山形大学高校生朗読コンクール 出場者募集!今年度で8回目の開催となる山形大学恒例の高校生朗読コンクールの 出場者を募集します。今年は、詩人で彫刻家であった高村光太郎の作品を取り上げます。...
View Article東京精神科病院協会「心のアート展 創る・観る・感じる パッション――受苦・情念との稀有な出逢い」。
今日は東京池袋にて、東京精神科病院協会「心のアート展 創る・観る・感じる...
View Article沖縄慰霊の日/「琉球決戦」。
今日、6月23日は、「沖縄慰霊の日」です。太平洋戦争末期であった昭和20年(1945)、3月から始まった住民を巻き込んでの沖縄戦で、組織的な戦闘が終結したのが6月23日。それが由来です。この戦闘による犠牲者は日米英あわせて約20万人。他の局地戦と異なり、戦闘に巻き込まれたり、集団自決をしたりで、多数の民間人が犠牲になっています。さて、昨日の沖縄の地方紙『沖縄タイムス』に掲載された一面コラムです。...
View Article「沼津に足跡残す高村智恵子」。
智恵子と同じ太平洋画会(現・太平洋美術会)、さらに高村光太郎研究会に所属され、3年前に『スケッチで訪ねる『智恵子抄』の旅 高村智恵子52年間の足跡』という書籍を出版された坂本富江さんから、情報の提供をいただきました。近々、『スケッチで訪ねる『智恵子抄』の旅...
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