都内レポート その4 第13回与謝野寛・晶子を偲ぶ会 「明星」文学者、四季の食卓― 杢太郎・勇・晶子・光太郎。
3月23日(土)、前日に引き続き、都内に出まして、吉祥寺の武蔵野商工会議所さんにて開催の「第13回与謝野寛・晶子を偲ぶ会 「明星」文学者、四季の食卓― 杢太郎・勇・晶子・光太郎」で、公開講座の講師を務めさせていただきました。講座は前後半にわかれ、前半が「杢太郎と勇...
View Article「智恵子抄」系。
2件ほどご紹介します。まず、おそらく朗読系の公演だと思われます。詳細がよくわからないのですが……。 話楽庵 弥生の会期 日 : 2019年3月31日(日) 会 場 : 話楽庵 栃木県小山市萱橋730-9時 間 : 14:00〜 料 金 : 1,000円出 演 : わたなべ紀子演 目 : 下野古麻呂物語 高村光太郎 智恵子抄より 「あなたはだんだんきれいになる」...
View Article花巻連翹忌。
4月2日、光太郎命日、連翹忌が近づいて参りました。東京日比谷公園松本楼さんでは、当会主催の連翹忌の集いを行いますが、光太郎第二の故郷ともいうべき岩手花巻でも、花巻としての連翹忌を開催して下さっています。今年も花巻市さんの広報紙『広報はなまき』3月15日号に案内が出ました。お近くの方はぜひそちらにご参加下さい。【折々のことば・光太郎】余事ながら、腰掛けの仕事卓に使ふ回転椅子は昔パリの百貨店ボンマルシエ...
View Article信州善光寺仁王門写真コンテスト。
光太郎の父・高村光雲と、その高弟・米原雲海による仁王像などが納められている信州善光寺さんでの写真コンテストが開催されます。地元紙『信濃毎日新聞』さんから。 善光寺・仁王門、初の写真コンテスト 4月1日から作品募集...
View Article文京区立森鷗外記念館 特別展「一葉、晶子、らいてう―鷗外と女性文学者たち」。
企画展情報です。 特別展「一葉、晶子、らいてう―鷗外と女性文学者たち」期 日 : 2019年4月6日(土) ~6月30日(日)会 場 : 文京区立森鷗外記念館 東京都文京区千駄木1-23-4時 間 : 10:00〜18:00料 金 : 一般 500円 20名以上の団体は400円 中学生以下無料休 館 日 :...
View Article『すごい言い訳!―二股疑惑をかけられた龍之介、税を誤魔化そうとした漱石―』。
新刊書籍です。 すごい言い訳! 二股疑惑をかけられた龍之介、税を誤魔化そうとした漱石2019年3月15日 中川越著 新潮社 定価1,600円+税浮気を疑われている、生活費が底をついた、原稿が書けない、酒で失敗をやらかした……。窮地を脱するため、追い詰められた文豪たちがしたためた弁明の書簡集。芥川龍之介から太宰治、林芙美子、中原中也、夏目漱石まで、時に苦しく、時に図々しい言い訳の奥義を学ぶ。目次...
View Article「研究報告「高村光太郎記念館」所蔵のホームスパンに関わる調査」。
先月、盛岡市で岩手県立大学さんの短期大学部・菊池直子教授による公開講座「高村光太郎のホームスパン」を拝聴して参りましたが、その発表の元となった内容が、同大の『研究論集第21号』に掲載され、菊池氏がその抜き刷りを送って下さいました。先月のご発表にても紹介されたとおり、光太郎とホームスパン(羊毛による手織りの織物)との関わり、主に2点についての調査結果がまとめられています。まず1点。花巻高村光太郎記念館...
View Article北川太一先生『光太郎ルーツそして吉本隆明ほか』。
今日、4月2日は光太郎忌日・連翹忌です。午後5時30分からは、光太郎ゆかりの日比谷松本楼さんで、第63回連翹忌の集いを開催いたします。63年前の今日、昭和31年(1956)4月2日、午前3時45分。中野桃園町の貸しアトリエで、巨星・高村光太郎は息を引き取りました。生涯、「冬」を愛した光太郎の最期を飾るかのように、前日から東京は季節外れの大雪だったそうです。その際に、アトリエの庭に咲いていた連翹、生前...
View Article第63回連翹忌レポート。
昨日は、平成最後の光太郎忌日・第63回連翹忌でした。光太郎ゆかりの日比谷松本楼様で、午後5時30分よりその集いを開催いたし、盛会のうちに終えることができました。関係各位に改めて御礼申し上げます。順を追ってレポートいたします。千葉の自宅兼事務所から、愛車に光太郎遺影、配布物、展示資料(この1年間に発行された光太郎智恵子光雲関連の書籍・雑誌等々)、連翹の花(光太郎終焉の地・中野アトリエに咲いていたも木か...
View Article花巻連翹忌報道。
4月2日(火)、東京日比谷公園松本楼様では、当会主催の第63回連翹忌の集いを催しましたが、光太郎第二の故郷・岩手花巻でも独自に花巻としての連翹忌他が開催されています。ちなみに花巻では「回忌」のカウント法なので、「64回忌」と、こちらよりプラス1になります。今年は同地でかなり報道されていますので、ご紹介します。まず、午前中、光太郎が戦後の7年間を過ごした旧太田村の山小屋(高村山荘)敷地内で、詩碑前祭。...
View Article「E.O展 ~多摩美出身作家~ vol.3」。
4月2日(火)の連翹忌関連、もう少し紹介すべきことがあるのですがいったん休止。既に開幕している展覧会情報を得ましたので。 E.O展 ~多摩美出身作家~ vol.3期 日 : 2019年4月3日(水)~8日(月) 場 所 : 日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊 東京都中央区日本橋室町1-4-1時 間 : 午前10時~午後7時...
View ArticleYプロジェクトプロデュース公演 ブーケdeコンセール 詩劇と音楽 「長編詩劇・高村光太郎の生涯 愛炎の荒野。雪が舞う、」。
演劇公演の情報です。 Yプロジェクトプロデュース公演 ブーケdeコンセール 詩劇と音楽 「長編詩劇・高村光太郎の生涯 愛炎の荒野。雪が舞う、」期 日 : 2019年4月10日(水)~12日(金) 会 場 : 渋谷伝承ホール 東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター大和田6・7F時 間 : 14:00〜16:10 19:00~21:10 (6公演) 料 金 :...
View Article「やすらぎの刻~道 テレビ朝日開局60周年記念」。
明日から始まるテレビドラマです。 やすらぎの刻~道 テレビ朝日開局60周年記念テレビ朝日 2019年4月8日(月)~ 毎週月~金 12時30分~12時50分 BS朝日 2019年4月9日(火)~ 毎週月~金 7時40分~8時00分...
View Article連翹忌関連追補。
先週、日比谷公園松本楼様で、光太郎を偲ぶ第63回連翹忌を開催いたしました。その際に参会者の皆さんにお配りした資料等をご紹介します。まず、手前味噌ですが、当会発行の『光太郎資料51』。B5判ホチキス留め、手作りの小冊子ですが、内容は濃いと自負しております。元々、当会顧問の北川太一先生が昭和35年(1960)から平成5年(1993)にかけ、筑摩書房『高村光太郎全集』等の補遺を旨として不定期に発行されてい...
View Article二本松・智恵子・さくら その2 「2019全国さくらシンポジウムin二本松~ ほんとの空に さくら舞う ~」 。
昨日に引き続き、智恵子の故郷・福島二本松から。参加申し込み受付は既に終わっているのですが、こういうイベントもあるんだ、ということで。 2019全国さくらシンポジウムin二本松~ ほんとの空に さくら舞う ~期 日 : 2019年4月11日(木) ・12日(金) 会 場 : 二本松市民会館 福島県二本松市榎戸1丁目92番地 他時 間 : 4/11(シンポジウム)13:30~17:00...
View Article大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」第二章。
NHKさんの大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」。視聴率的には厳しい状況だそうですし、レギュラー出演者の逮捕などのケチもつきましたが、当方は毎週楽しく拝見しております。先週は統一地方選挙速報の関連で放映が休止でしたが、今週の第14回から新章に突入します。 いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~ (14)「新世界」 NHK総合 2019年4月14日(日)...
View Article都内レポートその1 文京区立森鷗外記念館 特別展「一葉、晶子、らいてう―鷗外と女性文学者たち」。
昨日は都内3ヶ所を廻っておりました。まず、千駄木の文京区立森鷗外記念館さん。こちらで特別展「一葉、晶子、らいてう―鷗外と女性文学者たち」を拝見。左は団子坂からではなく区立第八中学校さんの方から上がっていった正面玄関。敷石部分は戦災で消失する前からあった鷗外旧宅「観潮楼」時代のもの。右は館入り口の扉です。与謝野晶子は、新詩社における光太郎の師ともいえる姉貴分。『青鞜』の表紙絵を智恵子に依頼した平塚らい...
View Article都内レポートその2 田端文士村記念館「恋からはじまる物語~作家たちの恋愛事情~」。
一昨日、文京区立森鷗外記念館さんで特別展「一葉、晶子、らいてう―鷗外と女性文学者たち」を拝見した後、歩いて北東方向へ。少しだけ回り道をして、明治44年(1911)、平塚らいてうが雑誌『青鞜』を世に送り出した「「青鞜社」発祥の地」(現在はマンション)へ。『青鞜』発起人の一人、物集和子の旧宅があった場所で、智恵子が表紙絵を描いたその創刊号の頃は、ここが発行所の住所となっていました。区の建てた案内板には光...
View Article都内レポートその3 Yプロジェクトプロデュース公演 ブーケdeコンセール 詩劇と音楽 「長編詩劇・高村光太郎の生涯 愛炎の荒野。雪が舞う、」。
4月11日(木)、文京区立森鷗外記念館さんの特別展「一葉、晶子、らいてう―鷗外と女性文学者たち」、田端文士村記念館さんの「恋からはじまる物語~作家たちの恋愛事情~」展とハシゴした後、渋谷に向かいました。目指すは渋谷区文化総合センター大和田さん内の渋谷伝承ホール。こちらで劇団Yプロジェクトさんのプロデュース公演「ブーケdeコンセール...
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