『碌山美術館報』第34号。
信州安曇野の碌山美術館様より、同館館報の第34号をいただきました。B5判、72ページもある分厚いものです。ありがとうございます。 表紙は同館にて新しく収蔵した光太郎彫刻「倉田雲平胸像」。長野出身の彫刻家・酒井良氏が解説されています。...
View Article『山梨県立文学館 館報』第92号。
昨日、長野県の碌山美術館さんの館報をご紹介しましたが、お隣山梨県立文学館さんからも最新の館報を頂きました。ありがとうございます。 昨秋開催された企画展「与謝野晶子展 われも黄金(こがね)の釘一つ打つ」の報告が掲載されています。 山梨県立文学館「与謝野晶子展 われも黄金の釘一つ打つ」。山梨レポートその1 山梨県立文学館「与謝野晶子展」。...
View Article津村節子さん『愛する伴侶を失って』『三陸の海』。
先日のこのブログで、作家・津村節子さんについて書きました。ご主人の故・吉村昭氏ともども、岩手の田野畑村とのご縁が深く、東日本大震災後には、村の復興のために骨を折られているとのこと。 当方も微力ながら、同じ三陸の女川の復興支援に少しだけ関わっておりますので、興味をひかれ、津村さんの近著を2冊購入しました。 まず1冊、昨年6月、集英社より刊行された『愛する伴侶(ひと)を失って...
View Article「藝大コレクション展 ―春の名品選―」。
昨日は都内に出て参りました。 まずは4/2(水)の第58回連翹忌会場、日比谷松本楼様に。今回の連翹忌では、フルート奏者の吉川久子様が演奏と朗読で、華を添えてくださることになり、そのための打ち合わせでした。 吉川様は、昨年6月に横浜で、「こころに残る美しい日本のうた...
View Article松本典子さん訃報。
女優の松本典子さんの訃報が各種メディアに出ました。松本典子さん死去松本 典子さん(まつもと・のりこ=俳優、劇作家清水邦夫さんの妻、本名清水和子〈しみず・かずこ〉)26日、間質性肺炎で死去、78歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は夫邦夫さん。連絡先は彩の国さいたま芸術劇場(048・858・5500)。...
View Article花巻昌歓寺十一面観音。
戦後に光太郎が7年暮らした花巻市郊外太田村山口(現・花巻市太田)に、昌歓寺という曹洞宗の寺院があります。戦国時代には既に当地にあったという古刹です。光太郎の暮らした山小屋にほど近く、光太郎も時折足を運んでいました。 つい先だって、この昌歓寺から光太郎にまつわる文書が出てきました。...
View Article「NNNドキュメント’14 3・11大震災 シリーズ 千年後のあなたへ 15歳…いのちの石碑」。
ひさびさにテレビ放映情報です。NNNドキュメント'14 3・11大震災 シリーズ 千年後のあなたへ 15歳…いのちの石碑地上波日本テレビ系 2014年4月6日(日) 25:20~25:50分=4/7(水)午前1:20~1:50BS日テレ 2014年4月13日(日) 11:00~11:30CS日テレNEWS24 2014年4月13日(日) 18:30~19:00...
View Article今日は第58回連翹忌です。
昨年の今日、このブログの【今日は何の日・光太郎】では、昭和31年(1956)に光太郎が歿したことを書きました。というわけで、今日は光太郎の命日です。光太郎の故郷、東京では日比谷松本楼様で「第58回連翹忌」、戦中戦後の足かけ8年を過ごした岩手・花巻の松庵寺様でも、花巻としての連翹忌の集いが開催されます。 全国の光太郎ファンの皆様、特に今日は、光太郎に思いを馳せていただきたく存じます。...
View Article第58回連翹忌レポート。
昨日は光太郎の58回目の命日。東京日比谷松本楼様に於きまして、第58回連翹忌を開催いたしました。 と、その前に、当方は駒込染井霊園の高村家のお墓にお参りをしました。染井はソメイヨシノの名前の由来となった地だけに、霊園内の桜も見事でした。 さて、5時30分、第58回連翹忌を開会しました。今年も昨年を上回る76名ものご参加を頂きました。...
View Article花巻連翹忌。
一昨日、4月2日は高村光太郎の命日でした。 東京日比谷松本楼様では、第58回連翹忌を開催しましたが、戦中から戦後にかけ、光太郎が足かけ8年を過ごした岩手花巻でも詩碑前祭、そして連翹忌の集いがもたれました。岩手)高村光太郎の命日 花巻で住民らがしのぶ 彫刻家で詩人の高村光太郎の命日にあたる2日、花巻市太田の高村山荘で「詩碑前祭」があり、地元の児童らが光太郎の詩を朗読した。...
View Article『日本農業新聞』。
4月2日は高村光太郎の命日でした。 東京日比谷松本楼様では、第58回連翹忌を開催し、戦中から戦後にかけ、光太郎が足かけ8年を過ごした岩手花巻でも詩碑前祭、そして連翹忌の集いがもたれました。 その当日、『日本農業新聞』さんに以下のコラムが載りました。 【四季】 (2014/4/2)...
View Article間島康子さん/河合美穂さん。
4月2日は高村光太郎の命日でした。 東京日比谷松本楼様では、第58回連翹忌を開催し、多くの方にスピーチを頂きました。 その中のお一人、詩人の間島康子さんから、文芸誌『群系』の昨年12月に刊行された第32号をいただきました。 間島様の評論「高村光太郎――「好い時代」の光太郎」11ページが掲載されています。...
View Article花巻高村光太郎記念館改修。
4月2日は高村光太郎の命日でした。 東京日比谷松本楼様では、第58回連翹忌を開催し、多くの方にスピーチを頂き、花巻の財団法人高村記念会・高橋卓也さんにもお願いしました。 昨年の高村光太郎記念館のプレオープンについて、さらに今年度のさらなる改修計画等についてのお話を頂きました。 地元岩手の地方紙、『岩手日日』さんにも記念館改修についての記事が出ています。本格オープンに向け改修...
View Article「夢だけは 壊せなかった 大震災」……「NNNドキュメント'14」。
4/7未明に日本テレビ系で放映された「NNNドキュメント’14 3・11大震災 シリーズ 千年後のあなたへ 15歳…いのちの石碑」を観ました。 このブログでたびたびご紹介してきた、宮城県女川町の「いのちの石碑」――同じ女川町にかつて建てられた高村光太郎文学碑の精神を受け継ぐプロジェクトに関するドキュメントです。 「女川一中生の句 あの日から」。津波の記憶を石碑に...
View Article「特集 小さな旅 山の歌」/「旅するハイビジョン 全国百線鉄道の旅」。
福島は安達太良山関連のテレビ放映情報です。 特集 小さな旅「山の歌」2014/04/12(土)15:05~16:00 【NHK総合1・福島】...
View Article『高村光太郎研究(35)』。
都立高校教諭の野末明氏が主宰する「高村光太郎研究会」という会があります。機関誌的に雑誌『高村光太郎研究』を発行しています。 過日、その35集が刊行されました。 目次は以下の通り。 高村光太郎・最後の年 1月(1) 北川 太一高村光太郎考――直哉と光太郎 大島 龍彦光太郎遺珠⑨ 平成二十六年 小山 弘明高村光太郎没後年譜・未来事項 大島 裕子高村光太郎文献目録 野末...
View Article銚子犬吠埼。
先日、また音楽関連の用事で銚子に行って参りました。目的地は小畑町の銚子市民センター。公民館的な施設です。ここは、大正元年(1912)に、光太郎と智恵子が愛を確かめ合った犬吠埼にほど近く、せっかくですので用件が終わった後、犬吠埼まで足を伸ばしました。ま、このブログのためのネタ稼ぎです(笑)。 光太郎智恵子がしばらく滞在した宿は「暁鶏館」。経営は変わりましたが、今も残っています。...
View Article「ときよめぐれ(までいのロンド)」。
福島市在住の詩人、伊武トーマさんからの情報提供です。 まずは先月末のニュース。飯舘の支援継続誓う 東京で児童、感謝の歌声 東京電力福島第1原発事故で大きな被害を受けた飯舘村を支援する団体・個人の有志による「飯舘村を支援する集い―陽はまた昇る」は22日、東京・神田で開かれ、までいライフをスローガンに復興を目指す同村へのさらなる支援を誓った。...
View Article安達太良山、これから桜のシーズンです。
昨日夕刻にNHK総合で放映された「特集 小さな旅「山の歌」」を拝見しました。昨秋放映された「シリーズ山の歌 秋 ほら、空が近くに~福島県安達太良山~」を含む「小さな旅」の総集編でした。 安達太良山の項では、昨秋の放映でも使われていた光太郎・智恵子のエピソードがカットされずに使われていました。その後は安達太良山で訓練中の地元・安達高校山岳部女子部員の話でした。...
View Article「福が満開、福のしま。」。
もう一日福島ネタで。 昨日、BSフジさん放映の「旅するハイビジョン 全国百線鉄道の旅 第85回「北へ向う大幹線 東北本線」を見ました。公式サイトなどの番組説明に光太郎智恵子の名があったので期待していたところ、期待に違わず約3分間にわたって取り上げられました。...
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