『広報にほんまつ』平成27年10月号。
智恵子の故郷・二本松市の広報紙『広報にほんまつ』。今月号には、光太郎智恵子がらみの記事が満載です。 まずは3ページめ、菊人形や提灯祭りの記事にまじって、見頃を迎えた安達太良山の紅葉の記事で、光太郎詩「あどけない話」(昭和3年=1928)に使われたフレーズ「ほんとの空」。 二本松の秋 安達太良山の紅葉 ほんとの空がある 同じ3ページめには、智恵子の部屋を含む、智恵子生家の2階部分の特別公開の記事も。...
View Article福島二本松レポート(その2)第21回レモン忌。
福島二本松レポートの2回目です。昨日は、旧安達町のラポートあだちさんで開催された智恵子を偲ぶ集い、第21回レモン忌に参加して参りました。智恵子の命日である「レモンの日」は今日なのですが、毎年、それに最も近い日曜日ということで期日が設定されています。まずは主催者の智恵子の里レモン会・根本副会長による開会の辞、黙祷。続いて智恵子肖像への献花、献果(レモン)と続きました。さらにモンデンモモトリオによる献歌...
View Article「智恵子講座’15」。
3日連続二本松ネタで攻めましたので、さらにもう1件。二本松から市民講座の情報です。 智恵子講座’15テーマ 高村智恵子に影響を与えた人達会場は全て二本松市市民交流センター( JR 二本松駅前)第1 回 1 0 月1 2 日( 祝) 午前9 時3 0 分受付1 0 時開会 題 「長沼家の家族とふるさと二本松」 講師 渡辺秀男さん( 智恵子の里レモン会長)第2 回 1 1 月1 5 日(...
View Article「ライフサイクルコンサート 雄大と行く 昼の音楽さんぽ 第3回 小林沙羅 麗しきソプラノの旅」/TOKYO FM「シンクロのシティ~トウキョウハナコマチ」。
昨日は東京晴海に行って参りました。過日ご紹介した「ライフサイクルコンサート 雄大と行く 昼の音楽さんぽ 第3回 小林沙羅...
View Article高村光太郎記念館企画展「高村光太郎山居七年」(後期)。
岩手花巻の光太郎が戦後7年間暮らした山小屋・高村山荘に隣接する高村光太郎記念館情報です。 企画展「高村光太郎山居七年」(後期)開催期間 : 平成27年10月9日(金曜日)から平成28年2月22日(月曜日)まで 休 館 日 : 12月28日(月曜日)から平成28年1月3日(日曜日)まで休館 開館時間 : 午前8時30分から午後4時30分まで 入館料(高村光太郎記念館、高村山荘) :...
View Article中村屋サロン美術館テーマ展示 戸張孤雁。
新宿の中村屋サロン美術館さんから、来週末から始まるテーマ展示のお知らせ及び招待券等を戴きました。光太郎とも親交があった彫刻家、戸張孤雁がメインです。 テーマ展示 戸張孤雁会 期 : 2015年10月17日(土)~2016年1月11日(月・祝) 会 場 : 中村屋サロン美術館 展示室2 開館時間 : 10:30~19:00(入館は18:40まで) 休 館 日 :...
View Article秋田公立美術大学公開講座 【明治の彫刻と工芸性】。
秋田から光太郎の父・光雲(今日、10月10日が命日です)がらみのイベント情報です。 秋田公立美術大学公開講座 【明治の彫刻と工芸性】日 時 : 平成27年10月14日(水) 18:00~19:30 場 所 : 美大サテライトセンター(フォンテAKITA6階) 秋田市中通2-8-1 018-832-9549 秋田駅[西口]から徒歩約2分 講 師 : 秋田公立美術大学 美術教育センター 教授...
View Article新聞コラム。
毎日更新しているこのブログですが、このところ、芸術の秋、文化の秋ということで、いろいろなイベントのご紹介や実際に足を運んでのレポートやらで、ネタが尽きません。その間に、新聞各紙のコラムで光太郎智恵子の名が何度も取り上げられて来ましたが、速報の必要があまりないと判断し、たまったらまとめて紹介しようと思って後回しにしていました。しかし、未紹介の件数を数えてみたら5件もなり、そろそろまとめて紹介しなければ...
View Article「作曲:野村朗・フルート:吉川久子 智恵子抄の世界を遊ぶ ~その愛と死と~」レポート。
昨日からまたあちこち動き回っておりまして、先ほど千葉の自宅兼事務所に帰りました。昨日は始発列車に乗り込み、まずは京都。ただ、こちらはまだ差し障りがありますので、報告できる段階になりましたらレポートいたします。その後、名古屋。過日ご紹介したコンサート「作曲:野村朗・フルート:吉川久子 智恵子抄の世界を遊ぶ...
View Article「智恵子講座’15」/智恵子記念館紙絵実物展示と智恵子生家二階の限定公開レポート。
昨日、福島二本松に行き、「智恵子講座’15」及び智恵子記念館の紙絵実物展示と智恵子生家二階の限定公開に足を運んで参りましたので、レポートいたします。一昨日は京都、名古屋と廻り、東京まで戻って1泊、朝6時台のやまびこに乗り、郡山から東北本線に乗り換えて、9時過ぎに二本松に到着しました。快晴のほんとの空の下、智恵子像が出迎えてくれました。まずは「智恵子講座’15」というわけで、智恵子像の背後に写る二本松...
View Article成田健『「智恵子抄」をたどる』。
新刊情報です。 「智恵子抄」をたどる2015/10/1 成田健著 無明舎出版 定価 1200円+税版元サイトより智恵子の生涯を丹念に自らの足で訪ね、光太郎の『智恵子抄』の作品世界に奥深く分け入りながら、一人の女性の軌跡をたどる文学紀行。家系 戸籍名はチヱ/今も残る生家 小学生 成績が優秀/思いやりの深い人/女学校への進学 師の勧め 万能の成績/孤独な性格/総代として答辞 交友...
View ArticleCD「モンデンモモの智恵子抄」。
「智恵子抄」をはじめとする光太郎詩にオリジナルの曲をつけて唄われている、シャンソン系歌手のモンデンモモさんの新しCDがリリースされました。モンデンモモさん、平成6年(1994)、「REQUIEM」というCDで、初めて光太郎詩に曲をつけた作品をリリースしました。その際は、「あどけない話」「郊外の人に」「樹下の二人」「レモン哀歌」「荒涼たる帰宅」、さらに智恵子視点でのオリジナルの語りをラヴェルの「亡き王...
View ArticleJ-Theater日本人作家シリーズドナルカ・パッカーン第一回公演「暗愚小伝」。
演劇の公演情報です。 J-Theater日本人作家シリーズ ドナルカ・パッカーン第一回公演2015年秋 「暗愚小伝」期 日 : 2015/10/29(木) ~ 2015/10/31(土) 会 場 : 「劇」小劇場 東京都世田谷区北沢2-6-6出 演 : 田辺誠二、新宮あかり、山田零、篠崎旗江、松本力、河村啓史、金崎敬江、日野加奈愛、他 脚 本 : 平田オリザ(劇団青年団) 演 出 :...
View Article湘南レポート。
昨日は神奈川県の鎌倉から茅ヶ崎、いわゆる湘南に行っておりました。まずは北鎌倉のカフェ兼ギャラリーの笛ギャラリーさん。こちらは店主の奥様が、光太郎の妹のお孫さんにあたります。過日のこのブログにてご紹介しましたが、「回想 高村光太郎 尾崎喜八 詩と友情...
View Article北川太一『いのちふしぎ ひと・ほん・ほか』。
当会顧問・北川太一先生の新著が完成しました。 いのちふしぎ ひと・ほん・ほか2015/10/17 北川太一著 文治堂書店刊 定価1500円+税光太郎への思慕と敬愛により知った伊藤信吉・草野心平。出版により知己を得た品川力・渡辺文治。仏教文化に志を共有した三宅太玄・加茂行昭。昭和十九年、出征前の師や学友への追悼文他、著者が選んだ五十編、初の随想集。Ⅰ ひと追悼 上州烈風の詩人...
View Article中村屋サロン美術館テーマ展示 戸張孤雁。
一昨日、本郷での北川太一先生の祝賀会に参加したあと、新宿に向かいました。同日開幕した中村屋サロン美術館さんの戸張孤雁のテーマ展示を観るためです。孤雁と荻原守衛は、共にアメリカ留学中の明治34年(1901)に知り合い、双方の帰国後も交流が続いて、いわゆる中村屋サロンの中心メンバーとなりました。したがって、孤雁は光太郎とも交流がありました。光太郎より1歳年長です。また、孤雁は明治43年(1910)、中村...
View Article平成27年度(第68回)全日本合唱コンクール高校部門。
第68回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の中学、高校部門が今月24(土)、25日(日)に大宮さいたま市の大宮ソニックシティ大ホールで行われます。 合唱楽譜の発行、販売を専門にしているパナムジカさんのサイトに、コンクール情報として、参加校と演奏曲目の一覧がアップされています。...
View Article「癒しの文化祭《明日香村》」/」サイトウマコトの世界 vol.4 うたかたのオペラ」。
関西発の情報を2件。 癒しの文化祭《明日香村》期 日 : 2015年10月25日(日)時 間 : 10:00~17:00場 所 : 奈良県明日香村健康福祉センターたちばな 奈良県高市郡明日香村大字立部745番地料 金 : 1,000円内 容 : セッション部門 天谷勇介さんの恋愛カウンセリング 垣内 理恵 さん 身体調整マッサージ マインドブロックバスター...
View Article神奈川県立近代美術館・鎌倉館「鎌倉からはじまった。1951-2016 PART 3:1951-1965 「鎌倉近代美術館」誕生」」。
神奈川県鎌倉市、鶴岡八幡宮の境内に神奈川県立近代美術館の鎌倉館があります。昭和26年(1951)開館、建物自体もル・コルビジェに師事した板倉準三の設計によるもので、非常に高い評価を受けています。ちなみに光太郎が歿した昭和31年(1956)、「高村光太郎智恵子展」が初めて開催されたのがこちらです。こちらが来年1月をもって、閉館することになりました。土地の貸借、建物の耐震性の問題などがその理由だそうです...
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