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Channel: 高村光太郎連翹忌運営委員会のブログ
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講演「ひとすじの道―光太郎研究を回顧して―」。

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千葉市美術館において開催中の企画展「生誕130年 彫刻家高村光太郎展」の関連行事としての講演「ひとすじの道―光太郎研究を回顧して―」、つつがなく終了しました。
 
ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
 
150名定員のところ、140名ほどのお申し込みということで、抽選にはならず良かったと思いました。せっかくお申し込みいただいても抽選ハズレでは申し訳ありませんので……。
 
当方が把握しているだけでも、県内はもとより都内や神奈川、埼玉、さらには岩手、宮城、長野、愛知、大阪、兵庫など、遠方の皆様にもおいでいただきました。ありがとうございます。また、各地のお土産をいただき、恐縮でした。
 
花巻の記念会様からは、ご来場の皆様にまでお土産ということで、花巻で新たに作られたクリアファイルが配られました。太っ腹です(笑)。
 
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やはり高村光太郎記念会事務局長にして、晩年の光太郎と親しく接せられた北川太一先生のお話がメインということで、脇で聞き手を務めつつもいいお話だな、と感じ入っておりました。
 
講演に先立って、昨夜、かつて平成11年(1999)に北川先生が雑誌『日本古書通信』に三回にわたって寄稿された「光太郎凝視五十年」上中下を読み返したのですが、改めて感動しました。昨日のお話でも触れられた戦時中や終戦直後の知識人が「高村光太郎」をどう捉えるか、というお話-先生の御同窓だった故・吉本隆明をはじめ-など、昨日のお話以上に詳しく描かれています(必要な方はご連絡下さい)。
 
さて、これで肩の荷が一つ下りましたが、企画展はまだまだ開催中です。今後も関連行事として、学芸係長さんによる市民美術講座「光太郎・そのあゆみ」(7/20(土)、8/10(土)-申し込み不要)などが予定されています。
 
ぜひ足をお運び下さい。
 
【今日は何の日・光太郎】 7月8日

昭和30年(1955)の今日、一時重篤に近かった結核が小康となり、4月から入院していた赤坂山王病院を退院しました。

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