都内から演奏会情報です。
期 日 : 2019年8月18日(日)
時 間 : 開演17:30 開場17:00
会 場 : オーキッドミュージックサロン 東京都世田谷区玉川2-2-1 二子玉川ライズバーズモールB-1
料 金 : \3500(全自由席)
プログラム :
三善晃 《抒情小曲集》より ほおずき/少女よ/小曲
林光 《四つの夕暮の歌》より 誰があかりを消すのだろう
別宮貞雄 《淡彩抄》全曲 泡/蛍/入黒子/凉雨/別後/燈/天の川/青蜜柑/鷺/春近き日に
《智恵子抄》より 人に/僕等/あどけない話/千鳥と遊ぶ智恵子/レモン哀歌
プーランク 《歌の調べ》全曲 ロマンティックな歌/田園の歌/荘厳な歌/快活な歌
《ヴィルモランの3つの詩》より 白衣の天使達に
《冷気と火》全曲 (眼から太陽が/朝、枝々は/全て消え去った/庭の闇の中に/冷気と火を
/優しい微笑みの男/流れゆく大河は
《矢車菊》
《月並み》全曲 オルクニーズの歌/ホテル/ワロニーの沼地/パリへの旅/すすり泣き
グノー 歌劇《ロメオとジュリエット》より 「神様!なんという戦慄が」(毒薬のアリア)
出 演 : 齋藤青麗(ソプラノ) 大野 真由子(ピアノ) 吉田 幸央(ピアノ)
歌われる斎藤青麗さんのブログがこちら。
先月20日、旧東京音楽学校奏楽堂で開催された「令和元年度奏楽堂日本歌曲コンクール入賞記念コンサート」でも演奏された、別宮貞雄氏作曲の「歌曲集 智恵子抄」(昭和57年=1982)から抜粋で5曲、プログラムに入っています。ぽつりぽつり、取り上げて下さる方がいらっしゃるのでありがたいかぎりです。
ぜひ足をお運び下さい。
【折々のことば・光太郎】
最後にのこるもの美なり 短句揮毫 昭和21年(1946) 光太郎64歳
「美」の創出に生涯を捧げた光太郎ならではの言ですね。
秋田県横手出身の画商・旭谷正治郎にこの句を書いた揮毫を送ったことが、光太郎日記に記録されています。また、同じ横手の麹商・近野廣の元にも同じ句を書いた軸が残っていたそうですが、まだ現物を見たことがありません。