石川県から企画展情報です。気付くのが遅れ、始まってしまっています。
期 日 : 2016年9月10日(土) ― 10月23日(日) 無休
会 場 : 石川県立美術館 石川県金沢市出羽町2-1
時 間 : 午前9時30分から午後6時まで
料 金 : 一般1000円(800円) 大学生600円(500円) 高校生以下無料 65歳以上800円 ( )内団体料金
日本の近代が幕を開けた激動の明治時代は、国全体が大きく変貌を遂げた時代であり、ここから昭和にいたる近代は、美術史的にも大きな変動が見られ、多くの優れた作家たちが革新的な創作活動を行いました。現代の美術動向に繋がる重要な時代ですが、教科書などにおいても、美術史を含む文化史の記述は少なく、作家の紹介としても充分とは言えないでしょう。
このたび多くのご所蔵先のご協力のもと、絵画、彫刻、工芸、それぞれの分野において、近代日本の美術史に残る作家たちによる、優れた作品を一堂にそろえました。現代はインターネットの情報があふれていますが、美術作品を知るには実際に作品を見ること、これに勝る方法はありません。「教科書に載るような名品」をご覧いただくことで、個々の作品の魅力とともに、近代という時代の大きな流れを感じ取っていただければ幸いです。
このたび多くのご所蔵先のご協力のもと、絵画、彫刻、工芸、それぞれの分野において、近代日本の美術史に残る作家たちによる、優れた作品を一堂にそろえました。現代はインターネットの情報があふれていますが、美術作品を知るには実際に作品を見ること、これに勝る方法はありません。「教科書に載るような名品」をご覧いただくことで、個々の作品の魅力とともに、近代という時代の大きな流れを感じ取っていただければ幸いです。
主な出品作家
日本画
竹内栖鳳、横山大観、上村松園、小林古径、安田靫彦、堂本印象、伊東深水、東山魁夷、杉山寧、
日本画
竹内栖鳳、横山大観、上村松園、小林古径、安田靫彦、堂本印象、伊東深水、東山魁夷、杉山寧、
平山郁夫、加山又造 ほか
洋画
浅井忠、坂本繁二郎、小絲源太郎、梅原龍三郎、安井曾太郎、中川一政、林武、東郷青児、小磯良平、
洋画
浅井忠、坂本繁二郎、小絲源太郎、梅原龍三郎、安井曾太郎、中川一政、林武、東郷青児、小磯良平、
宮本三郎、脇田和、鴨居玲 ほか
彫塑
山崎朝雲、荻原守衛、建畠大夢、朝倉文夫、高村光太郎、北村西望、淀井敏夫、佐藤忠良、舟越保武、
彫塑
山崎朝雲、荻原守衛、建畠大夢、朝倉文夫、高村光太郎、北村西望、淀井敏夫、佐藤忠良、舟越保武、
富永直樹 ほか
工芸
板谷波山、富本憲吉、荒川豊蔵、浜田庄司、楠部弥弌、六角紫水、高野松山、松田権六、音丸耕堂、
工芸
板谷波山、富本憲吉、荒川豊蔵、浜田庄司、楠部弥弌、六角紫水、高野松山、松田権六、音丸耕堂、
木村雨山、芹沢介、香取秀真、鹿島一谷、帖佐美行、黒田辰秋、氷見晃堂、大野昭和齋、平田郷陽、
藤田喬平、西出大三 ほか
関連行事
講演会 会場はいずれも美術館ホール 聴講無料(定員209名)
9月18日(日)13時30分~15時
「近代美術の展開 ―絵画・彫刻を中心に―」 講師 宝木範義氏(美術評論家)
10月2日(日)13時30分~15時
「工芸の近代 ―作家の誕生と以降の創作表現―」 講師 山崎達文氏(金沢学院大学教授)
9月18日(日)13時30分~15時
「近代美術の展開 ―絵画・彫刻を中心に―」 講師 宝木範義氏(美術評論家)
10月2日(日)13時30分~15時
「工芸の近代 ―作家の誕生と以降の創作表現―」 講師 山崎達文氏(金沢学院大学教授)
0才からのファミリー鑑賞会
10月16日(日) ①10時~ ②13時30分~
講師:冨田めぐみ氏(赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会・代表理事)
定員:30名 ※電話でお申し込みください
10月16日(日) ①10時~ ②13時30分~
講師:冨田めぐみ氏(赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会・代表理事)
定員:30名 ※電話でお申し込みください
展示室でスケッチGO!
10月10日(月・祝)13時~15時 お申し込み不要、当日受付
10月10日(月・祝)13時~15時 お申し込み不要、当日受付
ギャラリートーク(毎週日曜日) 担当学芸員が展覧会の見どころや出品作品について解説を行います
9/11、9/18、9/25、10/2、10/9、10/16、10/23 各日11時~ ※観覧料が必要です
9/11、9/18、9/25、10/2、10/9、10/16、10/23 各日11時~ ※観覧料が必要です
土曜講座 ―学芸員による講義―
会場:美術館講義室 聴講無料(定員50名) 各日13時30分~15時
9月10日「モダニズムと古典主義―近代金工の様相―」 担当:中澤菜見子
9月17日「織の名匠 宗廣力三と志村ふくみ」 担当:寺川和子
9月24日「近代―日本画の豊穣なる時代―」 担当:前多武志
10月8日「近代洋画の探求」 担当:二木伸一郎
10月15日「近代工芸の名作」 担当:西田孝司
会場:美術館講義室 聴講無料(定員50名) 各日13時30分~15時
9月10日「モダニズムと古典主義―近代金工の様相―」 担当:中澤菜見子
9月17日「織の名匠 宗廣力三と志村ふくみ」 担当:寺川和子
9月24日「近代―日本画の豊穣なる時代―」 担当:前多武志
10月8日「近代洋画の探求」 担当:二木伸一郎
10月15日「近代工芸の名作」 担当:西田孝司
映像ギャラリー 出品作家関連の映画やビデオを上映します
各日13時30分~ 会場:美術館ホール 入場無料(定員209名)
9月19日(月・祝)「西洋画との出会いと模索」「飾りなき漆の美 増村益城」
9月22日(木・祝)日本の巨匠シリーズ「牛島憲之」「西山英雄」「富永直樹」「帖佐美行」
10月10日(月・祝)「日本の伝統と変革」「糸の音色を求めて 志村ふくみの世界」
各日13時30分~ 会場:美術館ホール 入場無料(定員209名)
9月19日(月・祝)「西洋画との出会いと模索」「飾りなき漆の美 増村益城」
9月22日(木・祝)日本の巨匠シリーズ「牛島憲之」「西山英雄」「富永直樹」「帖佐美行」
10月10日(月・祝)「日本の伝統と変革」「糸の音色を求めて 志村ふくみの世界」
基本的に一作家一作品の展示だそうで、光太郎作品は「教科書に載るような名品」ということで、代表作の一つ、ブロンズの「手」(大正7年=1918頃)が出ています。
地域によっては、光太郎の彫刻も実物を見られる機会は多くありません。お近くの方、ぜひどうぞ。
【折々の歌と句・光太郎】
実のふたつ成りし無花果(いちじく)けさ見れば一つはあらで歌むすびあり
明治33年(1900) 光太郎18歳
昨日、たまたま観ていたNHKさんの「ひるまえほっと」という関東1都6県の情報番組で、当方自宅兼事務所のある千葉県香取市が取り上げられました。2つ話題が紹介されたうちの1つが、最近、特産品として力を入れているイチジクについてでした。